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中国語を覚えるには

1.中国語は難しい?

「中国語を10年間勉強しましたが、まだうまく会話できません」、「中国語検定1級に合格しましたが、中国人と会話する自信がありません」、「中国語の単語がなかなか覚えられません」、 このような言葉、中国語を勉強しているあなたにもよく耳にしますよね。
では、中国語は難しいですか?
そうでもないです。中国語の漢字は日本人にとって馴染みやすいし、中国は日本の隣で、昔から文化的な繋がりも深いです。 中国語を勉強することに日本人より勉強しやすい国がないです。

2.中国語を勉強することは?

多くの方にとって中国語は技能ではなく、知識です。
単語や文法規則を覚えたり、CDを買ってリスリンクしたりして検定を受けて、合格したらこれで中国語を習得できたと思っていませんか。
それは大間違いです。たとえ検定に合格しても、それはあくまで知識の蓄積、いわゆるインプットです。まだ技能のレベルに達していません。 中国語の知識をうまくインプットとアウトプットできることこそ、中国語を技能として持つ、中国語がうまいといいます。簡単に言うと、中国語を勉強することは中国語を使うことです

3.中国語を勉強する法則その1:発音をしかっり練習すること

「なぜ発音が重要?文法も重要だと思うけど」と疑問に思いませんか。
中国語を勉強する目的は話せる、通じることだと分かったら、発音の重要性も分かってきます。単語1つ1つの発音が正しければ、聞き手にきちんと自分の意思を伝えられますので、 検定に合格していなくても中国に行ったら1つや2つくらいの単語でコミュニケーションが取れます。
発音の練習において、言うまでもないですが、ピンイン⇒単語⇒文章の順でレベルアップしていきます。 CDを買って聞きながら練習するのもいいし、ドラマや映画を見ながら真似するのもいい方法です。
しかし注意してほしいのは、純正な普通話発音をのっている教材で練習することです。中国の方言が多いので、そこは気を付けて分別してください。 もし中国人に発音を矯正してもらえるならそれに越したことがないです。

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4.中国語を勉強する法則その2:中国語を使用すること

発音が下手でも口から出してみてください。文法が悪くても文章を作成してみてください。 恥ずかしいとか自信がないとかを言わずに、とにかく使ってみてください。これは一番勉強が早い方法です。
留学の方はなぜ中国語が上手ですか?それは彼たちは中国語の環境に囲まれて、使いたくないでも使わなければなりませんからです。 中国語を一言喋ることで、発音、単語、文法をいっぺんに練習できる一方、記憶も強化されますから、単語なかなか覚えられないという悩みも自然になくなります。
しかし、日常生活において中国語を使う場面が少ないし、自分で会話を練習するのも限界があります。中国語を使う環境が無さすぎる中どうすればいいですか。
答えは自らその環境を作ることです。
中国語教室に通ったり、中国人友達を作ったり、中国語勉強コミュニティに参加したりして中国語を使う場面を増やしましょう。

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外国語を短い時間で習得するのは不可能ですが、近道といえば覚えて⇒使って⇒覚えて⇒使ってということです。
単語や文法を暗記するインプット作業ばっかりに時間をかけるではなく、アウトプットにも工夫したら予想以上の効果が出るかもしれませんね。