間違えると笑われる-此地无银三百两中国で生活・仕事

ポケットフジ / 2020-04-27 / Hit数:

此地无银三百两[cǐ dì wú yín sān bǎi liǎng]


cidiwuyin.jpg


昔の中国から伝わってきた有名な笑い話をしましょう。おそらく中国人なら知らないものはないでしょうが。昔、張三というちょっとこざかしい人がいて、彼は三百両の銀を稼いだが、まだ安全とは言いがたいあの世の中、その隠れ場所にさんざん悩んだあげく、自分の部屋の裏側で深い穴を掘り、銀を埋め込んだ。それでも安心できない彼はさらに札を立てこう書いた。


「此地无银三百两--こに三百両の銀は埋まれていない


張三の隣に王二という貪欲な人が住んでいて、偶然この札を目にした彼はピンと来て、その土を掘り返して、銀を持ち去ろうとしたら、自分がやったと気づかれる恐れを防ぐため、もう一枚の札を立て、こう記した。


「隔壁王二不曾偷--盗んだのは隣の王二ではない

 

話はここまでですが、目的はともかく二人はほんとうにばかなことをやったなとつい笑っちゃうでしょう。そして、物語の後半は前半ほどよく知られていないら、いまになったらよく使われているのは此地无银三百两」のみ、その意味も本来とちょっと代わり、「悪事を隠そうとしたら、逆に明らかになる、ばれるようになる」ということになります。普通は悪人たちの浅知恵を表すことわざです。類義語として「欲盖弥彰」、「不打自招」などもあげられます。最後は例文を通して、その使い方を勉強しましょう。

 

「没有人说这事是你干的,你那么急于掩饰岂不是此地无银三百两吗?」

--だれもあなたがやったと言っていないのに、あわてて何かを隠そうとするそのしぐさ、逆にばれたじゃない。

 

「他那些可疑的发言就真是此地无银三百两了,现在事实都清楚了」

--彼のあの不審な話はかえて事実を明らかにしたから、真相は見えてきた。

 

ご理解いただけたでしょうか。それでは、また会いましょう。


    我们的征途是星辰大海。以梦为马,不负韶华。




    3