間違えると笑われる-穿小鞋中国で生活・仕事

ポケットフジ / 2020-04-30 / Hit数:

穿小鞋[chuān xiǎo xié]


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職場にいる者は、人間関係が大事。いかに、周りの人間とうまくやっていくと同時に、自分自身をも貫き通すか、それは社会人に課せられた課題です。どっちかに偏りすぎると、何らかの不調和音が生み出され、仕事が破綻しかねます。個人的な経験談ですが、日々自分を反省したり、ときどき周りの親しい人から何気なく他人が自分への印象を聞いたりして、常にそのバランスを保ちます。


つい語りすぎたようで、言葉の勉強に戻りますが、もしうっかり上司たちの機嫌を損ねたらどうなるのか、以下の職場での会話を見てみましょう。

 

-A:昨天你不是干了个通宵吗,为什么今天你还要留下来加班?

-A:昨夜は徹夜したのに、今日も残業するのか。


-B:不知道为什么我得罪了领导,所以他经常会在工作中给我穿小鞋,无奈啊。

-A:どっかで上司の恨みを買ったみたい、時にはこういう嫌がらせを受けるんだ、しょうがない。

 

ここの穿小鞋に注目。語源を考察すると、古代中国、女性が小さい足を美とみなされ、布をきつく巻くなどの手段で強引に足の成長を妨げるなど非人道的なことまでした。当然女性たちは小さい靴しか履けません。


いまの穿小鞋は窮屈な靴を履くという意味は残っていますが、一般的では比喩として使われる貶し言葉です。目上の人や同僚の人が相手に権力や力を持って、裏で告げ口やいじめなどのいやがらせをしたり、機に乗じて相手に仕返しをしたり、などの場合に使われる慣用語です。表の喧嘩や衝突ではなく、裏での悪意による嫌がらせはその特徴です。使うときに十分注意しましょう。類義語として「公报私仇」、「打击报复」などがあげられます。例文をもうちょっと見てみましょう。

 

「我老师从来不会因为有同学得罪他而给他穿小鞋。他是一位深受学生爱戴的好老师。」

--先生は自分に盾突こうとする学生に対して、いつも寛容な態度で接するため、学生たちから慕われています。

 

公司对领导层有这样一条规定,不允许给发表不同意见的下属穿小鞋。

--違う意見を持つ部下に、裏で嫌がらせをしてはいけない、会社の上層部にこういうルールがある。

 

ご理解いただけたでしょうか。それでは、また会いましょう。


    我们的征途是星辰大海。以梦为马,不负韶华。




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