間違えると笑われる-吃了豹子胆中国で生活・仕事
吃了豹子胆[chī le bào zi dǎn]
「吃了豹子胆」または「吃了熊心豹子胆」は日常生活でよく耳に入る言葉。クマの心臓とヒョウの胆嚢を飲み込むという字面の意味。クマとヒョウは古代では獰猛で大胆な動物と思われる。そいつらさえ捕らえられ、内臓を得られる者はきっと大胆不敵な勇者であろう、という伝承から生まれたことわざです。
いまとなって、言葉の意味はあまり変わってないが、使い場面はだいぶ昔と違うようになった。「吃了豹子胆」は現代、感情的では度胸がある、勇敢な行為より、無謀で蛮勇な行動をたとえる時に使うのが圧倒的に多い。公序良俗や公認のなルールなどを平然に破る無法者のたとえ、故に一般的に貶し言葉として認識されてて、使うときはくれぐれも忘れないように。
そしてよく使う場面ですが、一つは他人の無謀さに嫌悪の感情を表すとき、もう一つはどんな場合においても絶対にやらない事のたとえ、例えば自分はヒョウの胆嚢を飲み込む度胸がっても、あんなことは絶対しない。その同義語は成語「胆大包天」、天も包まれるほど大きい度胸を持つ、同じく貶し言葉)。詳細は例文を見てみましょう。
①
A:「听说昨天有一个小偷竟然到警察局里去偷东西,被抓个正着」
B:「这小偷是吃了熊心豹子胆了吗,我竟然还有点佩服他的胆量」
-A:「昨日のニュースによると、一人の泥棒が警察署に潜入し、窃盗を試みたそうだ、無論すぐに捕まれたけど。」
-B:「なんて無謀で大胆な行動。でも正直ちょっとだけその度胸に感服したよ。」
②
A:「这么说你是想和我和打一架是吗。」
B:「你误会了,就算是吃了豹子胆我也不敢啊,你可是练过的,我怎么可能打的过你呢」
-A:「つまりこのおれとけんかをしたいということだろう。」
-B:「誤解だ。そこまで無謀なことはしないよ、あなたは武術のプロでしょう、僕ごとき勝てるわけがない。」
③
「公司例会上,小王竟然胆大包天地把他的领导数落了一顿,这就叫自不量力。」
「会社の定例で、王のやつは彼の上司にたてついて、非難しまくったことは聞いたか。それは身の程知らずということ。」
ご理解いただけたでしょうか。それでは、また会いましょう。
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