中国詩詞選読-第2回中国の歴史・文化

ポケットフジ / 2020-03-10 / Hit数:

回乡偶书(唐:贺知章)

 

shào xiǎo lí     jiā    lǎo   dà  huí,      xiāng yīn wú gǎi    bìn máo shuāi。

少小离家老大回乡音无改鬓毛衰

 

ér   tóng  xiāng jiàn bù xiāng shí,     xiào wèn kè cóng  hé   chǔ lái。

儿童相见不相识笑问客从何处来


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1.訳文

若いころ家を離れ、年寄りになって帰郷、

故郷のなまりは変らないが、もみあげが白髪となった、

子供たちが私を見ても、誰も知らなかった、

お客さんがどこから来たの、と笑いながら尋ねてきた。


2.単語
偶书:その場(故郷)の空気に感動され、書いたもの。「」偶然、「」書くこと。
少小离家:作者が国家試験のため、故郷を離れたのは三十七歳。

老大回作者が故郷に帰ったときは既に八十歳を超えた。
乡音:故郷のなまり、故郷の方言。

无改:変わらないこと、変らないまま

鬓毛:耳に沿って生えた毛、もみあげ

:「cui」とも「shuāi」とも読む。衰える、少なくなる。

相见:(私と/を)出会う、見かける。


3.概説
作者が出世するため、若くして離れた故郷に、八十六歳の高齢にして、また戻ってきたら、五十年ぶりに触れた故郷の景色で、湧いてきた感情の数々を装飾なく、そのまま書き記した。病のため離任したが、作者の素直で、飾らない性格がしみじみと伝わってくる。


    我们的征途是星辰大海。以梦为马,不负韶华。




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