中国詩詞選読-第7回中国の歴史・文化

ポケットフジ / 2020-03-16 / Hit数:

采莲曲(唐:王昌龄)

 

hé    yè   luó  qún yī      sè  cái,          fú róng xiàng liǎn liǎng biān kāi。

荷叶罗裙一色裁,芙蓉向脸两边开。

luàn    rù chí zhōng kàn bù jiàn,         wén gē    shǐ jué   yǒu  rén  lái。

乱入池中看不见,闻歌始觉有人来。


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1.訳文

レンコン採り少女のスカートの緑が蓮葉に溶け込み、

少女の顔に満開の芙蓉が映りだし、同じ景色が対となった。

少女の姿が蓮葉の深いところに紛れ込み、見分けできなくなり、

忽然の歌声で、少女たちがまだそこにいることに気づいた。

 

2.単語

罗裙:唐の女性服、細くて通気性のいいシルク製で、足までの長スカートのこと。

一色裁:同じ色で切り出した模様。ここではスカートと蓮葉が同じ緑色である様子を形容する。

芙蓉:蓮の花のこと

乱入:紛れ込む、潜り込む。

看不见:蓮葉と芙蓉、少女の顔と緑スカート、お互いに溶け込み、分別できなくなる様子。

闻歌:歌声が聞こえること。

始觉:始めて気づくこと。

 

3.概説

作者はレンコン採りの少女と自然風景を正面から描くのではなく、比較の方法で、スカートと蓮葉の緑色、顔と芙蓉のピンク色を見比べし、そして分別がつかないという結果で、少女と自然の一体感を作り出し、より鮮明的、躍如的に描写することができた。

第三と第四句はでは、少女は蓮葉が生い茂っているところに消えたから、作者が少々残念な気分になったら、突然少女たちの高い歌声が響きだし、見えなくても少女たちがちゃんとそこにいるよと作者を覚まさせた。そういった生活感に満ちた趣のあるワンシートが読者に伝わってくる。


    我们的征途是星辰大海。以梦为马,不负韶华。




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